無題
サザエ。
現物→写真→絵
という絵を描く順序に疑問があって資料の写真を選べなかったので教室にあるモチーフから選んで描きました。
実物なので日によって毎回見え方変わって目に映る情報は全て見えるし思いのほか時間かかりずっと悩みながら描いてました。
おおまかに描いてもそれらしく見えて、要点だけ抑えて必要以上描き込まない、ということをやりたかったのですが、結局細部の見えるところを見えるだけ描くっていう方向にシフトしてしまいました。
見えるものをそのまま描くのはトレーニングとして良いなと思う反面、ただの基礎練習であって作品と呼べるのか?というのは学生時代から悩んでいて、そういうことも美術史とかきちんと学べば答えがあるのかもしれませんが
まだそこに悩むということは単純に描いてる量が足りないんだろうなと思います。
とはいえ、見たものをよく観察して愚直に描かれた絵って誰のものでも魅力的だし、自分が描く時は誰かの絵を真似るとかそういう余地も入らないし、とはいえその人なりの良さとか絶対出てるので、好きです。